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2008年10月のエントリー 

北海道から修理ご依頼!!その1

2008-10-29 (Wed) 23:36
なんと北海道から修理のご依頼をいただきました!
アンティーク シンガーミシン 調整修理

事前に写真を送ってもらってそのときから思っていたのですが、一目見て予想以上にかなり綺麗なミシンでした。普段から掃除を欠かさず、使った後はきちんとカバーをしていたそうです。
掃除もですが、カバーをしておくことで湿気が抑えられ錆が付かなかったのだと思います。
正直、どこを修理するんだろう??って思いました。

下糸の調子がいまいちと言うことで、細かい部分を見ていくとそれなりに年月が経った汚れがありました。。。

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アンティークミシン弾丸型シャトル用ボビン入荷!

2008-10-27 (Mon) 10:56
弾丸型のボビンケースを使うアンティークミシンは比較的に小ぶりで人気がありますね。
ただ針はすぐ手に入りますが、ボビンは普通の店では市販されていません。アンティーク品も手に入りにくいものです。
そこで海外から弾丸型シャトル用のボビンを取り寄せてみました
アンティーク シンガーミシン シャトル用ボビンその1

実際に3種類のアンティークミシンで使用してみました。
左から100年以上前のシンガーVS、70年ほど前のシンガー128K、同じく英国のジョーンズCSです。

アンティーク シンガーミシン シャトル用ボビンその2
いずれのアンティークミシンでも巻くことができました。同型のアンティークミシンなら、おそらく使えると思います。
ただボビンの両側の皿の部分に穴があって、下糸巻き部分に突起がある場合は、このボビンをすぐ使用することは出来ません。自前で穴を空ければ使えるかもしれません。

それと本物のボビンより少し短い(1-2mm程度)ので、巻く際にちょっと糸が偏るかもしれません。
ただ偏ったものでも、上記3機種でちゃんと縫うことが出来ることを確認しました。
アンティーク シンガーミシン シャトル用ボビンその3

現在テスト入荷したものをお譲りできますので、ご所望の方はご連絡ください。
3本セット1,500円+送料80円(クロネコメール便)です。
直接取引きに抵抗がある方は、Yahoo!オークションにも出品していますので、そちらで入札していただいても構いません。
残り4セット 2セットです。

シンガーミシンの網脚

2008-10-26 (Sun) 22:42
前回更新(ずっと前だ汗)のシンガーミシンの脚部です。
アンティーク シンガーミシン 網脚その1
納屋に置いてあっただけあって錆が相当出ています。鉄の錆は、赤く膨れ上がり、また穴が空いて侵食していきます。
テーブルはすっかり朽ち果てていたそうで、手に入ったときは付属していませんでした。
脚の横に付いている板は、引出しが3段あったタイプの証拠で、足踏みミシンでも高級な部類に入ったものだと思います。

本来金色の"SINGER"の文字もこの通り。
アンティーク シンガーミシン 網脚その2

駆動部分やベアリングが使われている内部も侵食されているようで、ペダルは全く動きません!
アンティーク シンガーミシン 網脚その3

これもレストアしてテーブルかミシンに使います。

修理では大物 シンガー15

2008-10-07 (Tue) 11:57
先月末から修理の大物!をいくつか頂きました。このミシンもその内の一つ・・・
アンティーク シンガーミシン モデル15 修理01

見るからに錆だらけです…プーリーを回しても全く針は動きません。ビクともしないとはこのこと。
鉄錆は金属の奥まで侵食していくので取るのは容易ではありません。
アンティーク シンガーミシン モデル15 修理02

やはり長年納屋に置いてあったらしく、脚もありますが、そちらも錆だらけで、テーブル部分は朽ち果てていました。
アンティーク シンガーミシン モデル15 修理03

これから時間を掛けて修理していきます。