webショップ オープンしました(仮)
2009-01-31 (Sat) 01:28
ブログを開始して以来、地元やインターネットから数多くのお問い合せをいただくようになりました。より皆様のニーズにお応えできるように、お問い合せ内容を参考に「アンティークミシン修理士の工房」を開始しました。
「アンティークミシン修理士の工房」
http://antiquelab.web.fc2.com/
古いミシンの設置方法や使い方を掲載しています。
また修理の必要な方向けに、修理内容についても触れています。
他のお店にはなかなかない、アンティークミシン用の消耗品も扱っています。
もちろん綺麗で整備済み、縫えるアンティークミシンも販売いたします。
お時間あるときに是非覗いてみてください!
スポンサーサイト
【参考】アンティークミシンの取り付け方
アンティークミシンメーカー Jones
2009-01-22 (Thu) 22:52

ジョーンズファクトリー(The Jones Factory) 1930年頃
ジョーンズ社の創始者であるウィリアム・ジョーンズ(William Jones)がミシンの製造を始めたのは1859年で、翌1860年にはトーマス・チャドウィック(Thomas Chadwick)との共同経営をはじめました。当初、彼らはイギリスのアシュトンアンダーライン(Ashton-under-Lyne)で会社名をChadwick & Jonesとしてミシンを製造していました。この共同経営の期間は実は短く、1864年1月にはトーマス・チャドウィックがジョーンズを離れ、同じくイギリスのブラッドベリー(Bradbury & Co)に参加しています。
1869年にはウィリアム・ジョーンズはマンチェスター近郊のガイドブリッジに新工場を建設し、1879年7月5日に法人組織になりました。その後ジョーンズは長く厳しいミシン産業界を生き抜き、現在では日本のブラザーに買収されBrother UK Ltd.として営業を続けています。
このジョーンズ社は家庭用から工業用ミシンまで幅広い種類のミシンを生産しました。
さらにジョーンズのミシンをいくつかご紹介します
【注意!】アンティークミシンの取り外し方
2009-01-21 (Wed) 00:49
足踏みミシンの遠方からの修理のご依頼があり、ミシン部分のみ修理もお受けしていますので、その際の注意点です。取り外す方法は、足踏みミシンも手廻しミシン、または古い電動直線ミシンも同じです。
まず、よくある間違いです!
古いミシンの場合、ミシンの後ろに矢印の2箇所に留め具があると思います。
ここが外から見えていますので、このネジを外して、ミシンを取り外す方が少なくありません。
上から見えるので間違いがちですが、ここには触れないほうが懸命です!なぜかというと、ここを取り外すと、テーブルの木を傷めてしまう可能性が強いからです。

間違った取り外し方をすると下の写真のようになりますが、これはダメです!ご注意ください。

ここからはアンティークミシンを使って取り外し方を解説します。
1.ミシンのみを後方に押し倒します。

手廻しアンティークミシンやポータブルミシンの場合、勢い良くやってしまうとポータブルケースごと倒れてしまいますので、注意してください。
2.ミシン裏側の後方両端にあるマイナスネジを探します。

上で振れてはいけない留め具について説明しましたが、ちょうど留め具の箇所に、探すべきマイナスネジはあります。
ミシンによっては見えにくい場所にあります。
3.マイナスドライバーで両端のネジを緩めます。

古いミシンですと堅いかもしれませんが、マイナスドライバーで緩めます。
完全に外してしまう必要はありませんが、緩め方が甘いとミシンが外せないかもしれません。
両端のネジを緩めたら、ミシンをしっかり持ち上げれば取り外せます。
取り外したミシンのみを梱包して当店へ送っていただければ、調整いたします。