2013-08-26 (Mon) 09:01
今日はミシンの絵柄のご紹介。こちらはシンガー99Kの手回しミシンです。
フェイスプレートの繊細な彫金。

ミシン本体にも金色の模様。フェイスプレートと同じなんですね。

ミシンは古い時代は黒い鋳物に金彩の模様が入れられていました。
これは日本の漆塗りと蒔絵が参考になったとも言われています。
ミシンが普及した時代と西洋でジャポニズムが流行した時代が同じだったんですね。
もし江戸末期に日本が開国せずに工芸品が輸出されなかったら、あるいは輸出される時代が遅れたら、
ミシンの絵柄やデザインは全く違うものになっていたのかもしれませんね。
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