1910年英国製 シンガー足踏みミシン レストア
2009-08-03 (Mon) 23:07
1910年イギリス製のシンガー足踏みミシンです。
ミシンを収納するタイプではなく、テーブルの上に蓋を乗せるタイプです。左側に拡張テーブルが付いていますので縫い台として広く使えます。
全体的には欠けている部品がなく、脚は以前リペイントしてあるようで錆が見られません。問題は木の状態とミシン本体です。

99年前の風格たっぷりで木の表面は乾燥して日焼けのようになり、端の部分は浮いています。

また一部は剥離してしまっています。こういう部分は生地がからむので補修は必須ですがきれいにするのは厄介です。

ヨーロッパのアンティークにはよく見られるのですが、拡張テーブルの木には虫食いの跡がありました。古い穴なのでもう虫はいないと思いますが、きちんと防除処理して補修します。外来種を簡単に入れるわけにはいきませんからね。
さてどこまで綺麗にできるか楽しみです。
コメント
トラックバック
http://antiquesewingmachine.blog95.fc2.com/tb.php/117-58fca4b3
コメントの投稿