3段引き出し!アンティークシンガー足踏みミシンの修理2
2009-11-15 (Sun) 00:22
3段引き出しアンティークシンガー足踏みミシンの修理1の続きです。 ミシン本体はデカールの擦れなどあるもののそこそこ良さそうに見えます。ところが小さい写真ではなかなか確認できないような小さな問題点が実はありました。

問題点というと大げさですが部品が足りない箇所があるだけなのですが。ここは針の上にある糸ガイドの部品がありませんでした。

この部品がないと縫っている最中に糸が手前で踊ってしまいます。
下糸巻き機のゴム輪は割れていますので交換した方がよさそうです。

ここのネジは意外に大事!このネジが下糸巻き状態にするときにストッパーの役割をしますので、縫っている最中に突然空回り!のような事態も考えられます。

スライドプレート裏の板バネはよく無くなったり折れたりしています。

これらは簡単に部品だけ見てみましたが、実際に縫えることが重要ですので、この後分解掃除をして調整をします。ミシンの状態によっては一箇所の不良に何時間も悩むことがありますが、何度やっても完成したときは感無量です。
次回はテーブルの点検の様子を書きます。
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