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自分で出来るアンティークミシンの調整・整備

2008-05-18 (Sun) 00:19
昨日メールでアンティークミシンに関してご質問を頂きました。
いつもご覧になっていただき有難うございます^^(まだ始めたばかりですが笑)
古いミシンをお持ちの方で、「普段どのように調整などすればよいでしょうか?」ということでした。

よく使っている方ならば、動かすときに重くなったな、と思ったら、ミシン上部や横にある注油口からミシン油をすこし注いでやればOKです。
ただし、ミシン油は、100円均一で売っているものは避けたほうがよいです。
本物のミシン油はとても滑らかですが、安いものは不純物が多く、かえって動きを妨げる原因になりかねません。
注油後は、ミシン油がなじむように、何度かまわしてあげるとよいです。
実際縫う前には、ミシン油が垂れて生地が汚れないように気をつけてください。

あまり使用されない方も、月1回はプーリー(鉄の輪のこと)をまわしてあげてください。
そうしないと、サビや油の固着で、動かなくなってしまうことがあります。

注油で一つ気をつけていただきたいのは、糸の通り道に油をささないことです。
これを怠ると、糸調子がとれなくなり綺麗に縫い目ができなくなります。

昔使っていたミシンで、油を差しても動かないミシンは、私の経験上、サビや油の固着だけでなく、糸が内部の機械に絡まって食い込んでる場合が多いです。
このときはミシンの分解掃除が必要になってきます。


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