アンティーク花柄シンガー手廻しミシンの修理
2010-11-06 (Sat) 01:54
夏以降も全国から古い足踏みミシンや手廻しミシンの修理を頂いています。が、ブログに掲載しないまま記事候補が溜まっていってます!ちゃんとまめに更新にしないとダメですね。
今回は花柄のシンガー28手廻しアンティークミシンです。
写真が後ろ側からになってしまいましたが、花柄もよく残っています。

ハンドルの取っ手が割れているのですが、ここが結構難しい部分です。
無理するともっと割れてしまうし思いっきり割って接着する方法もありますが傷が残ってしまいます。
何より軸の錆と木が同化したような状態になっているときにはかなり削らなければなりません。
・・・悩ましいところです。

ケースの木も浮いています。これもよく見かける部分ですが、外気の湿気からミシン本体を守ってきた証でもあります。ありがとう、ケース君…

土台の隙間もよくあります。ここには釘やネジを使っていませんので全体的に緩むのは仕方のないことです。

内側の小物入れ。ここはきれいですが割れている部分がありますのでそこも補修します。

花柄は人気で数もそんなに多くはありませんので、ちゃんと使えるようにしてあげたいです。
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