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シャトルに下糸を通す方法 アンティーク・シンガーミシン

2008-05-28 (Wed) 01:07
前回のシャトルの取り出し方に続き、下糸の通し方を解説します。
使うミシンは、引き続きシンガーミシン28Kです。
アンティーク シンガーミシン 28K 1

シャトル(ボビンケース)は弾丸のような形をしています。

(1)糸を巻いたボビンをシャトルの中に入れます。このとき、糸の先端は外に出しておきます。
バレットシャトル アンティーク シンガーミシン 28K
(2)次に、糸をシャトルの切れ込みに通します。切れ込みの位置はシャトルによって違いますが、バレット型のシャトルにはほぼ必ずあります。
下糸通し1 バレットシャトル アンティーク シンガーミシン 28K

(3)糸を切れ込みの反対側(写真では右)に引っ張っていきます。切れ込みの端は隠れていると思いますが、そこまで引っ張ります。
下糸通し2 バレットシャトル アンティーク シンガーミシン 28K

(4)次に左に糸を戻しますが、このとき糸が元きた切れ込みの道を戻らないようにしてください。もしうまくいかなければ(3)にもどって再度試してみてください。
下糸通し3 バレットシャトル アンティーク シンガーミシン 28K

(5)シャトル中央に穴がありますので、その位置まで糸を移動させます。写真では金属がカタカナの"コ”の字になっているところに通しています。
下糸通し4 バレットシャトル アンティーク シンガーミシン 28K
以上でシャトルの糸通しは終わりです。

(6)ミシンにシャトルをセットします。このとき、糸はシャトルの奥に落とすような感じで入れ、その後にスライドプレートを閉じます。
下糸通し5 バレットシャトル アンティーク シンガーミシン 28K


以上で下糸通しとシャトルのセットは終わりです。
そういえば肝心の下糸巻きの方法がまだでした^_^;
次回はそれを解説します。

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