高級キャビネット型のシンガー製足踏みミシンの修理
2011-07-13 (Wed) 17:20
もう1年くらい前ですが、以前すでに記事にしたかな??と思いつつ更新です。シンガーのキャビネット型の足踏みミシンのレストア修理をお受けしました…これは…すごい状態です。

横の引き出しのある面、前方と後方の扉、いろいろな板がなくなっています。
実は横の板一枚は支えているだけで固定されていないので、それをはずすと崩れます。本気でやばい状態です。

キャビネット型の足踏みミシンは昭和の30年頃から日本でも作られていました。
こちらのシンガーはもう100年くらい経っていて、当時アメリカのL.A.からご先祖様が持ってきたそうです。
木や造りは日本のものとは比べ物にならないほどがっちりしています。表面はくるみ材で、芯の木もオークといった堅い木です。あえてテーブル型でなくキャビネット型を買ってきたと伺いました。この形は高級だったはずです。

図面もないのにどうしよう、何から手をつけてよいか悩ましい…けど逆に燃えますこういうじゃじゃ馬。
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