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2012年・年初のご挨拶 アンティークミシン修理士

2012-01-04 (Wed) 12:43
謹賀新年!あけましておめでとうございます。

2011年はたくさんのお客様からご依頼とともに励ましの言葉をかけていただき充実した1年を送ることが出来ました。
有難うございました。

世間では大きな災害が続き、普段は想像もできないような苦難にあっている方々がいらっしゃいます。
私どももそのような厳しい状況にあるお客様からのご依頼を少なからずお受けしました。

私がお客様とのお話の中で感じたのは、一つのモノに対する意識が以前とは変わりつつあるのでは、ということです。
ニュースでも、岩手・釜石の仮住まいで復活した呑兵衛横丁のある女将さんが、瓦礫の中から唯一見つけたポットを大事に使っている場面が放送されました。 きっと普段は何気なく使っていた道具に過ぎなかったのだと思います。
誰もがあるべきものが失われる場面を目の当たりにしたからでしょうか。家族や地域の絆、人と人とのつながりだけでなく、モノに対する特別な思いを聞く機会が実感するほどに増えてきたように思います。

話はミシンに変わりますが、足踏みミシンや手回しミシンは、給料の何倍だしても欲しいそんな憧れの貴重なものでした。
道具としての使用頻度もかなり高く、それだけに愛着をもっていた方が多いように思います。

2012年、私どもの仕事は、モノと人との関わりから紡ぎだされる思いの啓蒙にあるような気がします。
ミシンを使う目的は、作品を作ることばかりではなく、その作品を使う人の喜びにこそあると思います。
漠然としていますが今年はそういう仕事をしていきたいと思っております。

すでに古いミシンをお持ちだった方には修理を通して家族だけの歴史を再びご家族と共有していただく機会に、
これからアンティークミシンを持とうとされる方には愛情を持てるミシンのご提案を、
またモノと人とそこにある喜びを生み出すことのできるサービスが出来ればと思っています。

最後になりますが本年も引き続きアンティークミシン修理士の工房・ミシン一番店を宜しくお願いいたします。

2012年1月4日・仕事初め

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