日本にミシンはなかった
2008-09-03 (Wed) 23:20
ここのところ実務に忙殺されておりました。夏休みも終わりましたね、そんなのありませんでしたけど。夏休みと言えば宿題、宿題と言えば勉強、ということで日本の洋装史からミシンについて勉強してみましあ(いや、無理やり感たっぷりですね)

チョット前に『写真にみる日本洋装史』という図鑑を購入しました。江戸末期~現代にいたるまでの洋装文化の拡大が多くの写真と共に解説されています。
その中に古いミシンの記事も掲載されています。
今日のお題のとおり、日本にミシンはありませんでした。
日本でミシンの使用が確認できるのは、ペリー来航以降になります(明日の記事に)。
ミシンが日本で一般に普及されたのは明治期だったと考えられます。
初めは日本にミシンを製造するだけの技術力がなく輸入したミシンのみでした。

洋装史の本では、手繰器械針(てぐりみしん)と紹介されています。この頃はもうミシンという呼び名で通用していたのですね。

女性がミシンを使っている様子の絵もたくさん掲載されています。
明日はもっと古いミシンのお話をしたいと思います。
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