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北海道から修理ご依頼!!その3

2008-11-04 (Tue) 20:01
前回の北海道からのご依頼のさらに続きです。
テストと調整のために、木製ポータブルケースに乗せて手廻しハンドルをつけました。
アンティーク シンガーミシン 調整修理

初め試し縫いをしたところ薄地はOKでしたが厚地になった時に目とびがありました。
下糸調子の具合が悪かった原因は、ボビンケース内部の汚れと釜の傷だと思います。
こういった場合、新しいものに交換すればどちらもシンガーの純正部品でしたので、
できるだけオリジナルと思い、細かく掃除をしておきました。
アンティーク シンガーミシン 調整修理

デニムで試し縫いもしてみました。
これで5枚重ねです。押えの下に挟まる厚さ次第ではもっといけそうです。
アンティーク シンガーミシン 調整修理

糸の通し方はこんな感じです。
アンティーク シンガーミシン 調整修理

向こう側の壁が反射しています。
アンティーク シンガーミシン 調整修理

もちろん下糸巻きの位置も調整しなければなりません。
アンティーク シンガーミシン 調整修理

ひとまず調整まで終わってミシン部分は完了です。
実はまだ続きがあります。それは次回に。

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