北海道から修理ご依頼!!その4
2008-11-05 (Wed) 21:27
前回のアンティークミシンは15というモデルで、日本でよく見るタイプです。実はご依頼のミシンを網脚の足踏みミシンにしたいということで、テーブルと脚部分を含むシンガーの脚を送っていただきました。
到着したすぐの状態です。

おそらく納屋や屋外の物置などに置かれていたのだと思いますが、錆がひどく、ミシンは動いてもとても重く縫える状態から程遠いでした。

またスライドプレートがなく、ミシン右側のベルトを通す金具もバネが折れて落ち込んでいました。
剥離もひどくこのまま放置すると回りまではげてきます。

フェイスプレートも溝の置くまで錆が侵食していました。

脚部分も錆が全体的にあって、ペダルを踏んだときにとても重い状態でした。

引き出しの部品も一部なくなっていました。

錆びているバネは折れていたもともとの部品です。運良く合う代替部品があったので、それに取り替えます。

ミシン部分と脚部分でそれぞれ修理しますが、状態がかなりなだけに、これは大仕事になりそうです…
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