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ストーバー ドイツアンティークミシンの下糸の巻き方

2009-01-07 (Wed) 22:32
今回はドイツ製アンティークミシンを代表してストーバーのミシンを使って解説します。
アンティークミシン Stoeber その1

まず縫うためには下糸巻きです。
アンティークミシン stoeberの使い方4
この手のアンティークミシンは、ボビンは細長く、ケースはボート型シャトルと呼ばれる形のものを使用します。
巻いた後は↑の写真の赤い糸のようになります。

1.糸を立て
アンティークミシン stoeberの使い方1
糸立て棒が2本あっても、基本的にはどちらでも構いません。

2.皿の間→切り溝→後方へ
アンティークミシン stoeberの使い方2
糸を金属の皿が2枚合わさっている間に通し、さらに上に伸ばして切り溝に通し、下糸巻き機の後方にまわり、さらに下のほうへ糸を伸ばしていきます。

3.後方から前方へ
アンティークミシン stoeberの使い方3
後方に回した糸を、写真の隙間から前方に持ってきます。このとき銀色の金属が円弧状になっている部分の下を通っています

4.ボビンに糸を巻き、下糸巻き機にボビンをセットする。
ボビンの両端に金属板がついていますが、片方に穴が空いている場合があります。その穴に糸を通し、さらに下糸巻き機のボビンを受ける部分に突起がありますので、そのボビンの穴を突起とあわせるようにしてボビンをセットします。

あとはゴム輪とプーリーが接触するように押し込み、ハンドルを回します。
※ハンドルを回すときに、ミシンを下糸巻き状態(プーリーを回しても針が上下しない状態)にしておくと軽くてよいです。

巻き終わったら、糸を切ってボビンをそのまま取り外します。


次回はボビンをボートシャトルに入れてみます。

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