【注意!】アンティークミシンの取り外し方
2009-01-21 (Wed) 00:49
足踏みミシンの遠方からの修理のご依頼があり、ミシン部分のみ修理もお受けしていますので、その際の注意点です。取り外す方法は、足踏みミシンも手廻しミシン、または古い電動直線ミシンも同じです。
まず、よくある間違いです!
古いミシンの場合、ミシンの後ろに矢印の2箇所に留め具があると思います。
ここが外から見えていますので、このネジを外して、ミシンを取り外す方が少なくありません。
上から見えるので間違いがちですが、ここには触れないほうが懸命です!なぜかというと、ここを取り外すと、テーブルの木を傷めてしまう可能性が強いからです。

間違った取り外し方をすると下の写真のようになりますが、これはダメです!ご注意ください。

ここからはアンティークミシンを使って取り外し方を解説します。
1.ミシンのみを後方に押し倒します。

手廻しアンティークミシンやポータブルミシンの場合、勢い良くやってしまうとポータブルケースごと倒れてしまいますので、注意してください。
2.ミシン裏側の後方両端にあるマイナスネジを探します。

上で振れてはいけない留め具について説明しましたが、ちょうど留め具の箇所に、探すべきマイナスネジはあります。
ミシンによっては見えにくい場所にあります。
3.マイナスドライバーで両端のネジを緩めます。

古いミシンですと堅いかもしれませんが、マイナスドライバーで緩めます。
完全に外してしまう必要はありませんが、緩め方が甘いとミシンが外せないかもしれません。
両端のネジを緩めたら、ミシンをしっかり持ち上げれば取り外せます。
取り外したミシンのみを梱包して当店へ送っていただければ、調整いたします。
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