アンティークシンガーミシン・モデル28の分解調整修理2
2009-03-11 (Wed) 00:23
前回のアンティークシンガーミシン・モデル28の修理の続きです!クリーニングを終え、試し縫いの段階に入りました。ここで思わぬ糸の絡みが現れました。
針や糸など細かい修正をしながら試しぬいをしましたがやっぱりダメでした。その試した生地の山です大汗↓

問題はいろいろありそうですが、まずシャトル内部に糸道ができていました。
糸が金属を削るという信じがたいことですが、かなり使い込まれたミシンらしく、シャトルの糸道はかなり深いものでした。

また、シャトルホルダーにもボビンの軸が当たる部分がかなり削れて窪みができていました。

別のシャトルを使ったり他の同機種と比べたり試行錯誤しましたが一向に糸絡みがなくなりません。
夢に見るまで悩みました。
翌日思い切って部品を取り外したら驚きの金属が曲がっているではないか!!

原因は全てこのゆがみでした。とてもその1台では気付きませんね。でも勉強になりました。
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